※ スコッチの地域の色分けは地図上の目安です。法律で決まった境界線を描いたものではありません。地図: Natural Earth(パブリックドメイン)のデータをもとに作成
DISTILLERY · 蒸留所
アードベッグ蒸留所
Ardbeg Distillery / あーどべっぐじょうりゅうじょ / 読了 2分
In a word — ひとことで言うと
スコットランド・アイラ島の南岸にある蒸留所です。1815年に正式に創業しました。ピートの香りがとても強いシングルモルトで知られ、操業の休止を経て復活した歴史があります。
Quick 3 — 3秒でわかる
- アイラ島の南岸
- 強いピートで有名
- 休止から復活した
Data — 基本データ
- 創業
- 1815年にマクドゥーガル家が正式に創業(それ以前からこの地で蒸留が行われていたとされる)
- 場所
- スコットランド・アイラ島の南岸
- 所有
- LVMHグループ(グレンモーレンジィ社を通じて。モエ・ヘネシーによるグレンモーレンジィ社の買収は2004年11月に提案、2005年1月に完了)
- 蒸留器
- ポットスチル。拡張計画で2基から4基に増設。再留釜に「ピュリファイアー」が付く
- 代表的な銘柄
- アードベッグ10年、ウーガダール、コリーヴレッカン、アン・オー、ウィー・ビースティー
- 特徴
- 麦芽のフェノール値は約55ppmとされ、ピートの香りが強い
Tasted — コダマが飲んだ銘柄
Nearby — 同じアイラの蒸留所
Body — くわしく
どんな蒸留所?
アードベッグ蒸留所は、スコットランドのアイラ島の南岸にあります。海辺に建つ蒸留所です。近くにはラフロイグなど、ピートの強いウイスキーで知られる蒸留所が並びます。
アードベッグは、ピートの香りがとても強いシングルモルトで知られます。麦芽のフェノール値(ピート由来の成分の量の目安)は、約55ppmとされます。
歴史
正式な蒸留所として始まったのは1815年で、マクドゥーガル家が創業しました。ただし、それ以前からこの地で蒸留が行われていたと考えられています。
20世紀には苦しい時期もありました。1980年代に操業が止まり、1989年に再開したとされます。1997年にはグレンモーレンジィ社が蒸留所を取得し、立て直しが進みました。
その後、2004年11月にモエ・ヘネシー(LVMHグループ)がグレンモーレンジィ社の買収を提案し、2005年1月に完了しました。こうしてアードベッグも、フランスのLVMHグループの一員になりました。のちに設備の拡張計画が発表され、新しい蒸留棟で蒸留器を2基から4基に増やすことになりました。
つくり方の特徴
- 強いピート:ピートを焚いて乾かした麦芽を使います。煙のような香りが強く出ます。
- ピュリファイアー:再留釜(2回目の蒸留を行う釜)の上部に「ピュリファイアー」が付いています。重い成分の一部を釜に戻すため、部分的にもう一度蒸留される形になります。
強いピートの麦芽と、この独特の蒸留のしかた。この2つが、アードベッグの原酒の個性を形づくっているとされます。
代表的な銘柄
公式サイトの定番品(コアレンジ)には、次のような銘柄が並びます。
- アードベッグ10年:熟成年数を表示した定番の銘柄です。
- ウーガダール
- コリーヴレッカン
- アン・オー
- ウィー・ビースティー
銘柄ごとに使う樽や熟成のしかたが異なるため、同じ蒸留所の原酒でも香りの出方に違いがあります。
FAQ — よくある質問
アードベッグ蒸留所のよくある質問
アードベッグはなぜスモーキーなのですか?
ピートを焚いて乾かした麦芽を使うためです。フェノール値は約55ppmとされ、強いスモーキーさにつながっています。
「ピュリファイアー」とは何ですか?
再留釜の上部に付けた装置です。重い成分を釜に戻すため、その部分はもう一度蒸留されることになります。
アードベッグは閉鎖していた時期があるのですか?
はい。1980年代に操業が止まり、1989年に再開したとされます。1997年にグレンモーレンジィ社が取得し、立て直しが進みました。
Quiz — 理解度チェック
1 / 2アードベッグがあるのはアイラ島のどのあたり?
全問正解で「アードベッグ蒸留所 マスター」のバッジ(シェア画像つき)
