BASIC · 基礎
種類の違い
Types of Whisky / しゅるいのちがい / 読了 2分
In a word — ひとことで言うと
ウイスキーは「原料(モルトかグレーンか)」と「蒸留所の数(シングルかブレンデッドか)」の組み合わせで分けられます。スコッチでは法令が5つの区分を定めています。
Quick 3 — 3秒でわかる
- 原料で2つに分かれる
- シングル=1蒸留所
- スコッチは5区分
Tree — 分類の木
INTERACTIVE- 図鑑でコダマが飲んだ:004 ジョニーウォーカー レッドラベル009 ボウモア 12年010 アードベッグ 10年011 ラフロイグ 10年015 コンパスボックス オーチャードハウス016 ザ・ディーコン017 ザ・ディーコン ブラック
箱をタップすると説明と用語のページへ。黄色の数字は、図鑑でコダマが飲んだ銘柄の数です。
Body — くわしく
まずは「モルト」と「グレーン」
ウイスキーの種類は、原料と混ぜ方の2つで考えるとわかりやすくなります。まず、原料で大きく2つに分かれます。
- モルトウイスキー:大麦麦芽(モルト)だけでつくる
- グレーンウイスキー:麦芽に加えて、トウモロコシなどほかの穀物も使う
スコッチのシングルモルトは、ポットスチル(単式蒸留器)で蒸留することが法令で決まっています。
「シングル」と「ブレンデッド」
次に、いくつの蒸留所の原酒を使うかで分かれます。「シングル」はひとつの蒸留所でつくったもの、「ブレンデッド」は複数の原酒を混ぜたものです。
- シングルモルト:1つの蒸留所のモルト
- シングルグレーン:1つの蒸留所のグレーン
- ブレンデッドモルト:複数の蒸留所のシングルモルトを混ぜたもの
- ブレンデッドグレーン:複数の蒸留所のシングルグレーンを混ぜたもの
- ブレンデッド:モルトとグレーンを混ぜたもの
スコッチの法令が決める5つの区分
スコッチでは、2009年の法令(Scotch Whisky Regulations 2009)が、上の5つを区分として定めています。ボトルの表側には、どの区分かを表示する決まりがあります。また、シングルモルトは2012年11月から、小売り用の瓶に詰めた状態でなければスコットランドの外へ出せなくなりました。
ほかの国でも似た言葉が使われますが、条件は国ごとに異なります。
まちがえやすいポイント
「シングル」は蒸留所の数を表す言葉で、樽の数ではありません。1つの樽だけを瓶に詰めたものは「シングルカスク」と呼ばれ、別の用語です。また、ブレンデッドモルトにはグレーンが入りません。名前が似ているので、ラベルの言葉をよく確かめましょう。
FAQ — よくある質問
種類の違いのよくある質問
ブレンデッドモルトとブレンデッドは何が違うの?
ブレンデッドモルトは、複数の蒸留所のシングルモルトだけを混ぜたもので、グレーンは入りません。ブレンデッドは、モルトとグレーンの両方を混ぜたものです。
スコッチ以外でも同じ区分が使われるの?
「シングルモルト」などの言葉はほかの国でも使われます。ただし、ここで紹介した5区分はスコッチの法令によるもので、国によって条件は異なります。
Quiz — 理解度チェック
1 / 3シングルモルトの「シングル」が表すのは?
全問正解で「種類の違い マスター」のバッジ(シェア画像つき)
進み具合はこの端末に保存されます(ログイン不要)。