地図: Natural Earth(パブリックドメイン)のデータをもとに作成
DISTILLERY · 蒸留所
ミドルトン蒸留所
Midleton Distillery / みどるとんじょうりゅうじょ / 読了 2分
In a word — ひとことで言うと
アイルランド南部コーク州にある大きな蒸留所です。ジェムソンやレッドブレスト、パワーズなど、多くのアイリッシュウイスキーがここでつくられています。
Quick 3 — 3秒でわかる
- ジェムソンの生産地
- コーク州の大蒸留所
- 1825年から200年
Data — 基本データ
- 創業
- 1825年(旧蒸留所)。1975年に敷地が拡張されて新しい蒸留所が稼働し、旧蒸留所は役目を終えた
- 場所
- アイルランド・コーク州ミドルトン
- 所有
- アイリッシュ・ディスティラーズ(1988年からペルノ・リカール・グループ)
- 蒸留器
- ポットスチル(単式蒸留器)と、グレーン用の連続式蒸留器
- 代表的な銘柄
- ジェムソン、レッドブレスト、パワーズ、スポット(グリーンスポットなど)、ミドルトン・ベリーレア
- 特徴
- シングルポットスチル・ウイスキーとグレーン・ウイスキーを1か所でつくり分ける
Tasted — コダマが飲んだ銘柄
Nearby — 同じアイルランド共和国の蒸留所
Body — くわしく
どんな蒸留所?
ミドルトン蒸留所は、アイルランド南部のコーク州ミドルトンにあります。アイリッシュウイスキーの中でも、とても大きな蒸留所です。運営しているのはアイリッシュ・ディスティラーズという会社で、1988年からフランスのペルノ・リカール・グループに入っています。
世界的に知られるジェムソンをはじめ、レッドブレスト、パワーズ、スポットのシリーズ、ミドルトン・ベリーレアなど、多くの銘柄がここで生まれています。
歴史
始まりは1825年です。この年にマーフィー家が取得し、蒸留所としての歩みが始まったと紹介されています。
1966年、アイルランド共和国に残っていた3つの蒸留会社がまとまり、アイリッシュ・ディスティラーズが生まれました。同社は1970年代に、コーク州に新しい近代的な蒸留所をつくる計画を進めます。1975年にはミドルトンの敷地が拡張され、ジェムソンやパワーズの蒸留がここに移りました。このとき、1825年から動いていた旧蒸留所は役目を終えています。
2025年には、蒸留所として200年の節目を迎えました。
つくり方の特徴
ミドルトンの大きな特徴は、1か所で何種類もの原酒をつくり分けることです。
- ポットスチル・ウイスキー:大麦麦芽と未発芽の大麦を使い、単式蒸留器で蒸留します。アイルランドならではの区分です。
- グレーン・ウイスキー:トウモロコシなどを使い、連続式蒸留器で蒸留します。軽やかな原酒になります。
こうした原酒を組み合わせて、ブレンデッドの銘柄がつくられます。一方、レッドブレストやスポットのシリーズは、シングルポットスチル・ウイスキーの銘柄として知られます。
代表的な銘柄
- ジェムソン:アイリッシュウイスキーの代表的なブレンデッドです。
- レッドブレスト:シングルポットスチル・ウイスキーの銘柄です。
- パワーズ:歴史の長いアイリッシュのブランドです。
- グリーンスポットなど「スポット」シリーズ:シングルポットスチル・ウイスキーの銘柄です。
- ミドルトン・ベリーレア:蒸留所の名前を冠した上位の銘柄です。
ラベルに「Single Pot Still」とあれば、ポットスチル・ウイスキーだけでつくられたものです。飲み比べると、アイルランドならではの原料の違いを感じやすくなります。
FAQ — よくある質問
ミドルトン蒸留所のよくある質問
ジェムソンはダブリンでつくられているのですか?
現在のジェムソンは、コーク州のミドルトン蒸留所でつくられています。1975年にミドルトンの敷地が拡張され、ジェムソンやパワーズの蒸留がここに移りました。
「旧ミドルトン」と「新ミドルトン」は何が違いますか?
旧蒸留所は1825年から1975年まで動いていた蒸留所です。現在の蒸留は、1975年に稼働した新しい設備で行われています。
ここではどんな種類のウイスキーをつくっていますか?
ポットスチル・ウイスキーとグレーン・ウイスキーをつくっています。これらを組み合わせて、ブレンデッドの銘柄も生まれます。
Quiz — 理解度チェック
1 / 2ミドルトン蒸留所があるのはアイルランドのどこ?
全問正解で「ミドルトン蒸留所 マスター」のバッジ(シェア画像つき)
