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シェリー樽
Sherry Cask / しぇりーだる / 読了 2分
In a word — ひとことで言うと
スペインの酒精強化ワイン「シェリー」をしみ込ませた樽。ウイスキーの熟成に使うと、ドライフルーツのような香りや濃い色が付くとされます。
Quick 3 — 3秒でわかる
- シェリーがしみた樽
- 今は専用に味付け
- 濃い色と果実の香り
Body — くわしく
どういう意味?
シェリー樽は、スペイン南部のお酒「シェリー」がしみ込んだ樽です。シェリーは、ワインにアルコールを加えて度数を上げた「酒精強化ワイン」の一つです。
スコッチなどのウイスキーは、別のお酒が入っていた樽で熟成させることが多くあります。シェリー樽はその代表で、500リットルほどの「バット」と呼ばれる大きな樽がよく使われます。
どうやって作られる?
昔は、シェリーをイギリスへ運ぶための「輸送樽」が、空いたあとウイスキーに使われていました。
しかし1980年代、スペインでシェリーを国内で瓶詰めする決まりができました。資料によって年は異なりますが(1980年代前半とするものや1986年とするものがあります)、これで輸送樽はほとんど使われなくなったとされます。
今のシェリー樽の多くは、ウイスキー用に作られます。新しい樽にシェリーを入れて、1〜2年ほど置いて木になじませます。これを「シーズニング」と呼びます。使われるのは、辛口のオロロソや、甘口のペドロ・ヒメネスが多いとされます。
味や香りへの影響
シェリー樽で熟成させると、ドライフルーツのような香りや、深みのある味わいが加わるとされます。色も濃くなりやすいです。
樽の木には、ヨーロピアンオーク(スパニッシュオークなど)もアメリカンオークも使われます。木の種類やシェリーの種類によっても、仕上がりは変わります。
ラベルでの見分け方
「Sherry Cask」「Oloroso」「PX」などと書かれていれば、シェリー樽を使ったことを示します。「Sherry Finish」とあれば、最後の短い期間だけシェリー樽を使ったという意味です。
Data — 基本データ
- 主なシェリーの種類
- オロロソ、ペドロ・ヒメネス(PX)
- 主な木材
- スパニッシュオーク(ヨーロピアンオーク)、アメリカンオーク
- 代表的な大きさ
- バット(約500リットル)
FAQ — よくある質問
シェリー樽のよくある質問
シェリー樽は、シェリーを長く熟成させた古い樽なの?
現在の多くは違います。ウイスキー用に、新しい樽へシェリーを入れて1〜2年ほどなじませた「シーズニング樽」が主流とされます。
なぜ昔のやり方が変わったの?
1980年代にスペインで、シェリーを国内で瓶詰めしてから輸出する決まりができ、樽ごと運ばれることがなくなったためとされます。
Quiz — 理解度チェック
1 / 1現在のシェリー樽の多くは、どうやって用意される?
全問正解で「シェリー樽 マスター」のバッジ(シェア画像つき)